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秋麗 正面
秋麗 概観 秋麗 留め金 秋麗 背

ペーパーブランクス / Paperblanks


秋麗
マホガニー
(ミディフォーマット/横罫)


革装丁を模した、深みのある落ち着いた色合い。
施された直線と曲線の装飾は、角度によって光沢感が変化。
アンティーク調の雰囲気の中に、キラキラした美しさのあるノートです。

  • ※ この商品はノートです。(ダイアリーではありません。)
  • カバー : ハードカバー 留め金付き
  • サイズ : ミディ 130×180mm 144ページ
  • 紙面 : 横罫
  • 販売価格(税込) : 2,530 円
  • ※申し訳ありません。この商品は完売しました。再入荷の予定はありません。

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秋麗(Fall Filigree)について

秋麗 シリーズ 「秋麗」が再現しているのは、18世紀の革装聖書。
科学、神学、哲学関連の書物の出版者として人気のあった、ヨハン・ゴットリーブ・ビーリングによるもの。
ドイツ東部の都市、ホーフで1736年に出版されたものです。

茶系のマホガニー、赤系のアマランサス、緑系のジュニパーの3色がラインナップされています。

「ミディフォーマット」ってどのくらいの大きさ?

秋麗 サイズ比較 ミディフォーマットのサイズは、130×180mm。 これはほぼB6版の大きさです。

印象としては、ハードカバーの単行本の大きさに近いイメージです。
それ程かさばらず、筆記面積もそこそこある、バランスの良い大きさです。

(写真で、商品の後ろにある斜線部分がA5サイズ、右のロディアNo.13がA6(文庫本)サイズとなります。)

上質な作りを感じさせる、製本、カバースタイル

秋麗 留め金 表紙は、アンティーク調の留め金で、表表紙と裏表紙を留めるスタイル。
また、三方の小口に模様がプリントされているのも、このシリーズの特徴です。

製本方式は、高級ノートに欠かせない糸綴じ製本(※)。
各折り丁を本の背に無線綴じではなく、糸綴じにて製本しています。
このため、耐久性が高く、長期間の使用でもページが散逸することが少なくなっています。

※スマイス式糸綴じ製本 : ペーパーブランクスでは、ここで採用している製本スタイルを、糸綴じ機械の開発に成功したスマイス社にちなんで、スマイス式糸綴じ製本と呼んでいます。

裏表紙にはフリーポケット

秋麗 ポケット 裏表紙の見開きには、フリーポケットがあり、メモなどが収納可能です。
見たいページをすぐに開ける栞紐も付いています。

風合いのある美しい用紙

秋麗 用紙 本文には持続可能な森林からのパルプを原料とした、中性紙を使用。
つるつるとした光沢感を持つタイプではなく、自然な風合いでインクの吸収の良い用紙です。

美しい白色はインクの発色も良く、様々なインクを楽しみたくなります。
透かして見ると、高級ノートに使われるレイド紙(※)特有の、簀の目(すのめ)を確認することができます。

比較的厚めの紙ですが、インクフローの多い万年筆等では、滲みや裏抜けの可能性もあります。
万年筆でのご使用を予定されている方や滲み、裏抜けが気になる方は、ご留意ください。

※レイド紙 : 針金で作られた漉き桁で紙を漉くと、紙に微妙な薄厚の差が生じ、簀の目状の模様となります。
このような紙をレイド紙と呼び、高級ノートや便箋等で使われています。

ブランド「Paperblanks」について

ペーパーブランクスは、カナダのバンクーバーを拠点とするノート、ダイアリーのブランド。
北米をはじめ、イギリス、フランス、ドイツ等の欧州でも非常に高い評価を得ています。

ペーパーブランクスがモチーフとするのは、世界の優れた芸術品や美術工芸品。
オリジナルの美しさや芸術性は、細心の注意を払ってデザインや質感に取り入れられています。
美しく精緻なデザインに加え、手作業による丁寧な製本で、他のメーカーとは一線を画するブランドとなっています。

また、本文用紙には、持続可能な森林からのパルプを使用。
表紙の板紙にはヨーロッパ産の100%再生紙を使用するなど、環境に対して真摯に取り組む一面も持っています。