Favorite Note
ファンファール 正面
ファンファール 概観 ファンファール 留め金 ファンファール 背

ペーパーブランクス / Paperblanks


ファンファール
茜色
(ミディフォーマット/横罫)


重厚な佇まいの表紙に施された、繊細で複雑な金色のライン。
背バンドを思わせる、ノートの背の突起、等々。
2014年秋 登場のファンファールは、古い書物を思わせる、存在感のある一冊です。

  • ※ この商品はノートです。(ダイアリーではありません。)
  • カバー : ハードカバー 留め金付き
  • サイズ : ミディ 130×180mm 240ページ
  • 紙面 : 横罫
  • 販売価格(税込) : 3,190 円

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ファンファール(Fanfare)について

ファンファール シリーズ 「ファンファール」とは、ルネサンス期に人気を博した、装丁様式の一つ。
その特徴は、渦巻き模様や、唐草模様など、細かな模様を組み合せていく緻密なもの。
当時人気のあったこの模様は、刺繍や宝石、金具の細工といった、装丁以外の工芸にも、多く用いられています。

今回の「ファンファール」シリーズの表紙は、テンドリル(巻きひげ)をモチーフとしたデザイン。
デュッセルドルフ クンストパラスト美術館の、1688年の装丁を再現したものです。

「ミディフォーマット」ってどのくらいの大きさ?

ファンファール サイズ比較 ミディフォーマットのサイズは、130×180mm。 これはほぼB6版の大きさです。

印象としては、ハードカバーの単行本の大きさに近いイメージです。
それ程かさばらず、筆記面積もそこそこある、バランスの良い大きさです。

(写真で、商品の後ろにある斜線部分がA5サイズ、右のロディアNo.13がA6(文庫本)サイズとなります。)



上質な作りを感じさせる、製本、カバースタイル

ファンファール 留め金 表紙は、アンティーク調の留め金で、表表紙と裏表紙を留めるスタイル。
また、三方の小口に、表紙デザインに合わせた模様がプリントされているのも、このシリーズの特徴です。

製本方式は、高級ノートに欠かせない糸綴じ製本(※)。
各折り丁を本の背に無線綴じではなく、糸綴じにて製本しています。
このため、耐久性が高く、長期間の使用でもページが散逸することが少なくなっています。

※ スマイス式糸綴じ製本 : ペーパーブランクスでは、ここで採用している製本スタイルを、一世紀前にそれまでの手綴じ製本から糸綴じ機械の開発に成功したスマイス社にちなんで、スマイス式糸綴じ製本と呼んでいます。

裏表紙にはフリーポケット

ファンファール ポケット 裏表紙の見開きには、フリーポケットがあり、メモなどが収納可能です。
見たいページをすぐに開ける栞紐も付いています。

(※写真は、ファンファール 紺碧のものです。)


風合いのある美しい用紙

ファンファール 用紙 本文には持続可能な森林からのパルプを原料とした、中性紙を使用。
つるつるとした光沢感を持つタイプではなく、自然な風合いでインクの吸収の良い用紙です。

美しい白色はインクの発色も良く、様々なインクを楽しみたくなります。
透かして見ると、高級ノートに使われるレイド紙(※)特有の、簀の目(すのめ)を確認することができます。

比較的厚めの紙ですが、インクフローの多い万年筆等では、滲みや裏抜けの可能性もあります。
万年筆でのご使用を予定されている方や滲み、裏抜けが気になる方は、ご留意ください。

※レイド紙 : 針金で作られた漉き桁で紙を漉くと、紙に微妙な薄厚の差が生じ、簀の目状の模様となります。
このような紙をレイド紙と呼び、高級ノートや便箋等で使われています。

(※写真は、ファンファール 紺碧のものです。)

ブランド「Paperblanks」について

カナダのバンクーバーを拠点に、アメリカをはじめ、イギリス、フランス、ドイツ等のヨーロッパ諸国でも非常に高い評価を得ています。

ペーパーブランクスは、世界の優れた芸術品や美術工芸品をモチーフとし、オリジナルの美しさや芸術性を損なわないよう、細心の注意を払ってデザイン、色彩、質感に取り入れています。
また、各製品の最終ページでは、その製品のデザインのテーマや芸術的背景を紹介しています。
製本工程のほとんどは手作業で行われており、美しく精緻なデザイン、丁寧な製本で、他のメーカーとは一線を画するブランドとなっています。

また、本文用紙には、持続可能な森林からのパルプを使用、表紙の板紙にはヨーロッパ産の100%再生紙を使用するなど、環境に対して真摯に取り組む一面も持っています。