ペーパーブランクス / Paperblanks
シルバーフローラル
マヤブルー
(ミディフォーマット/横罫)
カバーに模された、細かな金銀線細工のデザイン。
アンティークの銀製品のような渋い輝きにより、繊細さと重厚感を併せ持つ一冊となっています。
2014年登場の新色、マヤブルー。
サイズは、ミディフォーマットのモデルです。
- ※ この商品はノートです。(ダイアリーではありません。)
- カバー : ハードカバー 留め金付き
- サイズ : ミディ 130×180mm 240ページ
- 紙面 : 横罫
- 販売価格(税込) : 3,190 円
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シルバーフローラル シリーズ(Silver Filigree Collection)について
金銀線細工を意味する、filigree とは、ラテン語の糸である filum と種の granum が、その由来。
その工程では、まず銀箔を型で抜き、その表面に丹念に線を入れていくことで、繊細な模様を生み出しています。
本シリーズでは、そうした銀線細工のうち、1800年頃にドイツで作られた銀線細工を、モデルとしています。
緻密に繰り返されるパターンの繊細さと、いぶし銀のような重厚な輝きがマッチし、独特の存在感を醸し出しています。
「ミディフォーマット」ってどのくらいの大きさ?
ミディフォーマットのサイズは、130×180mm。 これはほぼB6版の大きさです。
印象としては、ハードカバーの単行本の大きさに近いイメージです。
それ程かさばらず、筆記面積もそこそこある、バランスの良い大きさです。
(写真で、商品の後ろにある斜線部分がA5サイズ、右のロディアNo.13がA6(文庫本)サイズとなります。)
上質な作りを感じさせる、製本、カバースタイル
表紙は、アンティーク調の留め金で、表表紙と裏表紙を留めるスタイル。
また、三方の小口に、表紙デザインに合わせた模様がプリントされているのも、このシリーズの特徴です。
製本方式は、高級ノートに欠かせない糸綴じ製本(※)。
各折り丁を本の背に無線綴じではなく、糸綴じにて製本しています。
このため、耐久性が高く、長期間の使用でもページが散逸することが少なくなっています。
※ スマイス式糸綴じ製本 : ペーパーブランクスでは、ここで採用している製本スタイルを、一世紀前にそれまでの手綴じ製本から糸綴じ機械の開発に成功したスマイス社にちなんで、スマイス式糸綴じ製本と呼んでいます。
裏表紙にはフリーポケット
裏表紙の見開きには、フリーポケットがあり、メモなどが収納可能です。
見たいページをすぐに開ける栞紐も付いています。
(※写真は、表紙のカラーがナチュラルイエローのものです。)
風合いのある美しい用紙
本文には持続可能な森林からのパルプを原料とした、中性紙を使用。
つるつるとした光沢感を持つタイプではなく、自然な風合いでインクの吸収の良い用紙です。
美しい白色はインクの発色も良く、様々なインクを楽しみたくなります。
透かして見ると、高級ノートに使われるレイド紙(※)特有の、簀の目(すのめ)を確認することができます。
比較的厚めの紙ですが、インクフローの多い万年筆等では、滲みや裏抜けの可能性もあります。
万年筆でのご使用を予定されている方や滲み、裏抜けが気になる方は、ご留意ください。
※レイド紙 : 針金で作られた漉き桁で紙を漉くと、紙に微妙な薄厚の差が生じ、簀の目状の模様となります。
このような紙をレイド紙と呼び、高級ノートや便箋等で使われています。
(※写真は、表紙のカラーがナチュラルイエローのものです。)
ブランド「Paperblanks」について
カナダのバンクーバーを拠点に、アメリカをはじめ、イギリス、フランス、ドイツ等のヨーロッパ諸国でも非常に高い評価を得ています。
ペーパーブランクスは、世界の優れた芸術品や美術工芸品をモチーフとし、オリジナルの美しさや芸術性を損なわないよう、細心の注意を払ってデザイン、色彩、質感に取り入れています。
また、各製品の最終ページでは、その製品のデザインのテーマや芸術的背景を紹介しています。
製本工程のほとんどは手作業で行われており、美しく精緻なデザイン、丁寧な製本で、他のメーカーとは一線を画するブランドとなっています。
また、本文用紙には、持続可能な森林からのパルプを使用、表紙の板紙にはヨーロッパ産の100%再生紙を使用するなど、環境に対して真摯に取り組む一面も持っています。