ペーパーブランクス / Paperblanks
レンブラント
没後350年特別版
(ミディフォーマット/横罫)
バロック期を代表する画家の一人、レンブラント・ファン・レイン。
光と影の描写を得意とした彼は、同時に優れた銅版画家でもありました。
没後350年に当たる、2019年。
彼の業績に敬意を表し、特別版のノートが発売されました。
限定品となりますので、ご興味の方は、ぜひお早目にお買い求めください。
- ※ この商品はノートです。(ダイアリーではありません。)
- カバー : ハードカバー 留め金付き
- サイズ : ミディ 130×180mm 240ページ
- 紙面 : 横罫
- 販売価格(税込) : 3,080 円
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レンブラントと銅版画
バロック期を代表する画家の一人、レンブラント・ファン・レイン(1606-1669年)。
「夜警」、「テュルプ博士の解剖学講義」等で知られる彼の異名は、「光と影の魔術師」。
光と影の明暗を明確にした、ドラマチックな印象の作風で知られています。
油彩のイメージが強いレンブラントですが、実は優れた銅版画家でもありました。
彼は、1626年から1660年の長きに渡り銅版画に取り組み、その技能を開拓。
その生涯で制作した版画作品は、約300点にも上ります。
このノートのデザインに用いられているのは、1641年作の銅版画、「風車」。
正確で緻密な線で描かれた作品からは、油彩とはまた違った味わいが感じられます。
「ミディフォーマット」ってどのくらいの大きさ?
ミディフォーマットのサイズは、130×180mm。
これはほぼB6版の大きさです。
印象としては、ハードカバーの単行本の大きさに近いイメージです。
それ程かさばらず、筆記面積もそこそこある、バランスの良い大きさです。
(写真で、商品の後ろにある斜線部分がA5サイズ、右のロディアNo.13がA6(文庫本)サイズとなります。)
上質な作りを感じさせる、製本、カバースタイル
表紙は、アンティーク調の留め金で、表表紙と裏表紙を留めるスタイル。
また、三方の小口は、表紙デザインに合わせ、アンティーク調の加工が施されています。
製本方式は、高級ノートに欠かせない糸綴じ製本。
各折り丁を本の背に無線綴じではなく、糸綴じにて製本しています。
このため、耐久性が高く、長期間の使用でもページが散逸することが少なくなっています。
裏表紙にはフリーポケット
裏表紙の見開きには、フリーポケットがあり、メモなどが収納可能です。
見たいページをすぐに開ける栞紐も付いています。
風合いのある美しい用紙
本文には持続可能な森林からのパルプを原料とした、中性紙を使用。
つるつるとした光沢感を持つタイプではなく、自然な風合いでインクの吸収の良い用紙です。
美しい白色はインクの発色も良く、様々なインクを楽しみたくなります。
透かして見ると、高級ノートに使われるレイド紙(※)特有の、簀の目(すのめ)を確認することができます。
比較的厚めの紙ですが、インクフローの多い万年筆等では、滲みや裏抜けの可能性もあります。
万年筆でのご使用を予定されている方や滲み、裏抜けが気になる方は、ご留意ください。
※レイド紙 : 針金で作られた漉き桁で紙を漉くと、紙に微妙な薄厚の差が生じ、簀の目状の模様となります。
このような紙をレイド紙と呼び、高級ノートや便箋等で使われています。
ブランド「Paperblanks」について
ペーパーブランクスは、カナダのバンクーバーを拠点とするノート、ダイアリーのブランド。
北米をはじめ、イギリス、フランス、ドイツ等の欧州でも非常に高い評価を得ています。
ペーパーブランクスがモチーフとするのは、世界の優れた芸術品や美術工芸品。
オリジナルの美しさや芸術性は、細心の注意を払ってデザインや質感に取り入れられています。
美しく精緻なデザインに加え、手作業による丁寧な製本で、他のメーカーとは一線を画するブランドとなっています。
また、本文用紙には、持続可能な森林からのパルプを使用。
表紙の板紙にはヨーロッパ産の100%再生紙を使用するなど、環境に対して真摯に取り組む一面も持っています。