ペーパーブランクス / Paperblanks
クリムト
没後100年特別版「接吻」
(ミディフォーマット/横罫)
グスタフ・クリムトの没後100年に当たる、2018年。
装飾的で官能的な彼の代表作をデザインに用いた、特別版のノートが発売されました。
金色に輝く、華やかで美しい仕上がり。
限定品となりますので、ご興味の方は、ぜひお早目にお買い上げください。
- ※ この商品はノートです。(ダイアリーではありません。)
- カバー : ハードカバー ゴムバンド付き
- サイズ : ミディ 130×180mm 240ページ
- 紙面 : 横罫
- 販売価格(税込) : 3,190 円
- ※申し訳ありません。この商品は完売しました。再入荷の予定はありません。
105-11-035-01-03
グスタフ・クリムトと「接吻」
グスタフ・クリムト(1862-1918年)は、19世紀末のウィーンを代表する画家。
その作風は、華やかで装飾的であるのと同時に、甘美な女性像が描かれた官能的なもの。
浮世絵や琳派など、日本の美術に影響を受けたことでも知られています。
本商品のデザインに使われている「接吻」は、1907年から1908年にかけて描かれた彼の代表作の一つ。
クリムト自身と恋人エミーリエ・フレーゲがモデルとされています。
琳派の影響とも言われる、作品に金箔が多用された「金の時代」の作品。
現在は、ベルヴェデーレ宮殿オーストリア絵画館に収蔵されています。
「ミディフォーマット」ってどのくらいの大きさ?
ミディフォーマットのサイズは、130×180mm。
これはほぼB6版の大きさです。
印象としては、ハードカバーの単行本の大きさに近いイメージです。
それ程かさばらず、筆記面積もそこそこある、バランスの良い大きさです。
(写真で、商品の後ろにある斜線部分がA5サイズ、右のロディアNo.13がA6(文庫本)サイズとなります。)
上質な作りを感じさせる、製本、カバースタイル
ハードカバー製本の裏表紙に、ゴムバンドが取り付けられたスタイル。
また、三方の小口に模様が薄くプリントされているのも、このノートの特徴です。
製本方式は、高級ノートに欠かせない糸綴じ製本。
各折り丁を本の背に無線綴じではなく、糸綴じにて製本しています。
このため、耐久性が高く、長期間の使用でもページが散逸することが少なくなっています。
裏表紙にはフリーポケット
裏表紙の見開きには、フリーポケットがあり、メモなどが収納可能です。
見たいページをすぐに開ける栞紐も付いています。
風合いのある美しい用紙
本文には持続可能な森林からのパルプを原料とした、中性紙を使用。
つるつるとした光沢感を持つタイプではなく、自然な風合いでインクの吸収の良い用紙です。
美しい白色はインクの発色も良く、様々なインクを楽しみたくなります。
透かして見ると、高級ノートに使われるレイド紙(※)特有の、簀の目(すのめ)を確認することができます。
比較的厚めの紙ですが、インクフローの多い万年筆等では、滲みや裏抜けの可能性もあります。
万年筆でのご使用を予定されている方や滲み、裏抜けが気になる方は、ご留意ください。
※レイド紙 : 針金で作られた漉き桁で紙を漉くと、紙に微妙な薄厚の差が生じ、簀の目状の模様となります。
このような紙をレイド紙と呼び、高級ノートや便箋等で使われています。
ブランド「Paperblanks」について
ペーパーブランクスは、カナダのバンクーバーを拠点とするノート、ダイアリーのブランド。
北米をはじめ、イギリス、フランス、ドイツ等の欧州でも非常に高い評価を得ています。
ペーパーブランクスがモチーフとするのは、世界の優れた芸術品や美術工芸品。
オリジナルの美しさや芸術性は、細心の注意を払ってデザインや質感に取り入れられています。
美しく精緻なデザインに加え、手作業による丁寧な製本で、他のメーカーとは一線を画するブランドとなっています。
また、本文用紙には、持続可能な森林からのパルプを使用。
表紙の板紙にはヨーロッパ産の100%再生紙を使用するなど、環境に対して真摯に取り組む一面も持っています。