カヴェコ / Kaweco

「Kaweco Collection　万年筆　イリディセント　パール」について

ベースとなるシリーズは、1911年に作られた「カヴェコ・スポーツ」。
使用時は、尾部にキャップを付けて全長13cm。
使用しない時はペン先をキャップに収納し、10.5cmと携帯しやすいサイズになります。

ちなみにこのカヴェコ・スポーツ。
万年筆とボールペン、携帯用革ケースのセットが1935年に発売され、一世を風靡。
1972年には、ミュンヘンオリンピックの公式ペンに認定されています。

「イリディセント　パール」の軸は、真珠の光学効果を模倣したABS樹脂。
半透明の素材でありながら、見る角度によって光を反射。
淡いブルー／グリーンから淡いピンクまで、色を変化させます。

その美しさから、一時は完全に品切れ状態となった「イリディセントパール」。
カヴェコの期間限定アイテムとなりますので、ご興味の方はぜひお早めにお買い求め下さい。

カヴェコ（Kaweco）について

1883年にドイツのハイデルベルクで創業されたカヴェコ。
二人の創業者、ハインリッヒ・コッホ（Koch)とルドルフ・ウェバー（Weber)の名前から、Kawecoと名付けられました。

その後1909年には、画期的な技術を取り入れた、安全繰り出し式のセーフティ万年筆を発売。
また、1930年代には、クラシックなイメージの中に機能性、携帯性を兼ね備えた「Kaweco Sport」を発売。
「Kaweco Sport」は、ミュンヘン・オリンピック（1972年）の公式ペンとして認定されています。

カヴェコは、1976年に一旦その幕を閉じましたが、1995年にドイツ・ニュールンベルグのグットバレット社により復刻。
その後、当時の面影を残した数多くのペンを世に送り出しています。