モンテグラッパ ／ Montegrappa

刻まれたラインが精悍な、力強く都会的なデザイン

セルロイドを用いた色鮮やかな軸、少し丸みのある優美なフォルム…
そうした、それまでのモンテグラッパのデザインを、一新して生み出されたネロウーノ シリーズ。

磨き抜かれたブラックレジンがドレッシーな雰囲気を醸し出す、ベースモデルの「ネロウーノ」。
一方、「ネロウーノ　リネア」では、ブラックレジンはマットに仕上げられ、その上に、直線を強調するような溝が全面に施されています。
また、メタルパーツは、僅かに黒みがかって見えるルテニウムフィニッシュ。
ドレッシーな「ネロウーノ」とは異なる、マニッシュな雰囲気となっています。

クリップから連なる、ペン上部のメタルパーツには、モンテグラッパのロゴが刻印。
天冠部分は、メタルパーツによるユニークな円錐形となっています。

クリップは、モンテグラッパお得意の、ローラー付きクリップ。
ペンのポケットへの抜き差しをスムーズにし、かつ、衣類を傷めにくい構造になっています。

ネロウーノ　リネアのサイズイメージ

本商品のサイズイメージは、写真（写真中央）の通り。
ジェットストリームと比較すると、太さ、長さ共に、少し大きめです。

サイズの比較用で並べてあるのは、一番左は、パイロット　「Dr. Grip Full Black （ドクターグリップ　フル　ブラック）」。
一番右は、三菱鉛筆　「JETSTREAM （ジェットストリーム）」、となります。

モンテグラッパ ／ Montegrappa について

モンテグラッパは、イタリア　ヴェネチアから車で1時間半ほど、自然の豊かな街 バッサーノに工房を持つ、高級筆記具メーカー。
セルロイドやスターリングシルバーといった、美しい素材を吟味して作られたペンは、“書く宝石”と賞賛されています。

モンテグラッパが創業したのは 1912年。
その当時、多くの筆記具は、機能性が重視され、ボディも黒のものが大半でした。
しかし、1920年代に入り、モンテグラッパは、当時、ペンの素材として使われることの少ない、セルロイドを用いて、発色が美しく、しっとりとした手触りのペンを作りました。

そして、それ以降、熟練した職人の手により、実用性だけでなく、美しさと所有する喜びを持つペンを、作り続けています。