ペーパーブランクス / Paperblanks
ヴェネツィアの朝
蒼い空
(ミニフォーマット/横罫)
クラシカルでありながら、綺麗な色使いのデザイン。
表紙中央には格子柄、その周囲や背には金色の細かな装飾が施されています。
彩色の微妙な濃淡が、温かみのある美しさを醸し出しているシリーズです。
- ※ この商品はノートです。(ダイアリーではありません。)
- カバー : ハードカバー ゴムバンド付き
- サイズ : ミニ 95×140mm 176ページ
- 紙面 : 横罫
- 販売価格(税込) : 2,200 円
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「ヴェネツィアの朝」シリーズについて
デザインのモチーフとなったのは、「色に関する論文」というルネッサンス期の本。
1600年代初期に作られたこの本の表紙は、金の縁飾りが施された赤いモロッコ革製。
中央には緑、赤、青、茶の格子模様、背にはレース模様と、凝った装飾が施されていました。
「ヴェネツィアの朝」と名付けられた今回のシリーズ。
揺らめく水面や歴史ある街並みをイメージして、緑、青、白の3つのバリエーションが展開されています。
「ミニフォーマット」ってどのくらいの大きさ?
ミニフォーマットのサイズは、95×140mm。 これはほぼA6版の大きさです。
サイズのイメージとしては、文庫本をハードカバーにしたような印象。
携帯性に富み、日常を記録するメモや、ダイアリーを補完するサブノートといった用途にも適しています。
(写真で、商品左のロディアNo.13がA6(文庫本)サイズとなります。)
上質な作りを感じさせる、製本、カバースタイル
モレスキン等と同様に、ハードカバー製本の裏表紙にゴムバンドが取り付けられたスタイル。
また、製本方式は、高級ノートに欠かせない糸綴じ製本(※)。
各折り丁を本の背に無線綴じではなく、糸綴じにて製本しています。
このため、耐久性が高く、長期間の使用でもページが散逸することが少なくなっています。
※ スマイス式糸綴じ製本 : ペーパーブランクスでは、ここで採用している製本スタイルを、一世紀前にそれまでの手綴じ製本から糸綴じ機械の開発に成功したスマイス社にちなんで、スマイス式糸綴じ製本と呼んでいます。
裏表紙にはフリーポケット
裏表紙の見開きには、フリーポケットがあり、メモなどが収納可能です。
見たいページをすぐに開ける栞紐も付いています。
(※写真は、「森の静寂 ミディフォーマット」のものです。)
風合いのある美しい用紙
本文には持続可能な森林からのパルプを原料とした、中性紙を使用。
つるつるとした光沢感を持つタイプではなく、自然な風合いでインクの吸収の良い用紙です。
美しい白色はインクの発色も良く、様々なインクを楽しみたくなります。
透かして見ると、高級ノートに使われるレイド紙(※)特有の、簀の目(すのめ)を確認することができます。
比較的厚めの紙ですが、インクフローの多い万年筆等では、滲みや裏抜けの可能性もあります。
万年筆でのご使用を予定されている方や滲み、裏抜けが気になる方は、ご留意ください。
※レイド紙 : 針金で作られた漉き桁で紙を漉くと、紙に微妙な薄厚の差が生じ、簀の目状の模様となります。
このような紙をレイド紙と呼び、高級ノートや便箋等で使われています。
(※写真は、「森の静寂 ミディフォーマット」のものです。)
ブランド「Paperblanks」について
ペーパーブランクスは、カナダのバンクーバーを拠点とするノート、ダイアリーのブランド。
北米をはじめ、イギリス、フランス、ドイツ等の欧州でも非常に高い評価を得ています。
ペーパーブランクスがモチーフとするのは、世界の優れた芸術品や美術工芸品。
オリジナルの美しさや芸術性は、細心の注意を払ってデザインや質感に取り入れられています。
美しく精緻なデザインに加え、手作業による丁寧な製本で、他のメーカーとは一線を画するブランドとなっています。
また、本文用紙には、持続可能な森林からのパルプを使用。
表紙の板紙にはヨーロッパ産の100%再生紙を使用するなど、環境に対して真摯に取り組む一面も持っています。