ペーパーブランクス / Paperblanks
レース・アリュール
ルージュ
(ミディフォーマット/横罫)
繊細なアンティークレースをモチーフとしたシリーズ。
表裏の表紙全面にレースを貼り付けたような、大胆なデザインです。
(※本物のレースが貼られている訳ではありません。)
カラーバリエーションは、ルージュとアイボリーの2色。
清純さと妖艶さという、レースの二面性を象徴するラインナップとなっています。
- ※ この商品はノートです。(ダイアリーではありません。)
- カバー : ハードカバー ゴムバンド付き
- サイズ : ミディ 130×180mm 144ページ
- 紙面 : 横罫
- 販売価格(税込) : 2,310 円
- ※申し訳ありません。この商品は完売しました。再入荷の予定はありません。
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「レース・アリュール」について
ファッションやインテリアの装飾として、広く用いられているレース。
しかし、このようにレースが一般に手の届くようになったのは、19世紀に入ってから。
機械レースが広まり、複雑なレースの大量生産が可能になってからとなります。
それ以前のレースは、作るために多くの時間と熟練の技術を必要とする贅沢品。
16世紀のフランスでは、王侯貴族以外の使用が禁止されたほどです。
時に「糸の宝石」、「織物の王様」と称され、中世の貴族に愛されたレース。
その製作は、イタリアのヴェネツィア、ベルギーのフランドル等から、欧州全体に拡大していきました。
「レース・アリュール」のデザインは、イギリスのアンティークなレースにインスパイアされたもの。
甘く、ロマンティックな雰囲気を醸し出しています。
「ミディフォーマット」ってどのくらいの大きさ?
ミディフォーマットのサイズは、130×180mm。 これはほぼB6版の大きさです。
印象としては、ハードカバーの単行本の大きさに近いイメージです。
それ程かさばらず、筆記面積もそこそこある、バランスの良い大きさです。
(写真で、商品の後ろにある斜線部分がA5サイズ、右のロディアNo.13がA6(文庫本)サイズとなります。)
上質な作りを感じさせる、製本、カバースタイル
モレスキン等と同様に、ハードカバーの裏表紙にゴムバンドが取り付けられたスタイル。
また、製本方式は、高級ノートに欠かせない糸綴じ製本(※)。
各折り丁を本の背に無線綴じではなく、糸綴じにて製本しています。
このため、耐久性が高く、長期間の使用でもページが散逸することが少なくなっています。
※ スマイス式糸綴じ製本 : ペーパーブランクスでは、この製本スタイルを、一世紀前にそれまでの手綴じ製本から糸綴じ機械の開発に成功したスマイス社にちなんで、スマイス式糸綴じ製本と呼んでいます。
裏表紙にはフリーポケット
裏表紙の見開きには、フリーポケットがあり、メモなどが収納可能です。
見たいページをすぐに開ける栞紐も付いています。
(※写真は、「ルージュ」のものです。)
風合いのある美しい用紙
本文には持続可能な森林からのパルプを原料とした、中性紙を使用。
つるつるとした光沢感を持つタイプではなく、自然な風合いでインクの吸収の良い用紙です。
美しい白色はインクの発色も良く、様々なインクを楽しみたくなります。
透かして見ると、高級ノートに使われるレイド紙(※)特有の、簀の目(すのめ)を確認することができます。
比較的厚めの紙ですが、インクフローの多い万年筆等では、滲みや裏抜けの可能性もあります。
万年筆でのご使用を予定されている方や滲み、裏抜けが気になる方は、ご留意ください。
※レイド紙 : 針金で作られた漉き桁で紙を漉くと、紙に微妙な薄厚の差が生じ、簀の目状の模様となります。
このような紙をレイド紙と呼び、高級ノートや便箋等で使われています。
(※写真は、「ロマーナ 幸運の歓び」のものです。)
ブランド「Paperblanks」について
ペーパーブランクスは、カナダのバンクーバーを拠点とするノート、ダイアリーのブランド。
北米をはじめ、イギリス、フランス、ドイツ等の欧州でも非常に高い評価を得ています。
ペーパーブランクスがモチーフとするのは、世界の優れた芸術品や美術工芸品。
オリジナルの美しさや芸術性は、細心の注意を払ってデザインや質感に取り入れられています。
美しく精緻なデザインに加え、手作業による丁寧な製本で、他のメーカーとは一線を画するブランドとなっています。
また、本文用紙には、持続可能な森林からのパルプを使用。
表紙の板紙にはヨーロッパ産の100%再生紙を使用するなど、環境に対して真摯に取り組む一面も持っています。