ペーパーブランクス / Paperblanks
ダ・ヴィンチ 『レスター手稿』
水の動き
(ミニフォーマット/横罫)
偉大な芸術家であると共に、科学技術に精通し、数々の研究、考察を行っていた、レオナルド・ダ・ヴィンチ。
このシリーズでは、彼が研究の中で記した、“鏡文字”によるメモやデッサンが 表紙に配されています。
稀代の天才の思考の一端を垣間見ることができる、2011年登場のシリーズです。
- ※ この商品はノートです。(ダイアリーではありません。)
- カバー : マグネット式カバースタイル
- サイズ : ミニ 100×140mm 176ページ
- 紙面 : 横罫
- 販売価格(税込) : 1,870 円
- ※申し訳ありません。この商品は完売しました。再入荷の予定はありません。
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「レスター手稿」とは
レオナルド・ダ・ヴィンチが残した、膨大な手稿。
彼が、約40年間に渡り、研究や思考を記したこれらの手稿は、「レオナルド・ダ・ヴィンチ手稿」と呼ばれ、その3分の2を失ったと言われる現在でも、およそ5,000ページにも及びます。
これらの手稿は、彼の死後、現在に至るまで、様々な形で編纂され、「アトランティコ手稿」、「パリ手稿」、「ウインザー手稿」等、多くの手稿集が存在します。
本シリーズで、デザインに取り上げられている「レスター手稿」は、こうした手稿集の一つ。
現在、マイクロソフトのビル・ゲイツ氏が所有するものです。
全36葉からなり、水理学や天文学に関する研究が主なものとなっています。
そして、本シリーズの「水の動き」では、水理学に関する研究の箇所、「月光と陽光」では、天文学に関する研究の箇所を、取り上げています。
(ちなみに、「レスター手稿」というキーワードでgoogleで画像検索すると、本シリーズの「月光と陽光」の表表紙で取り上げている手稿の、オリジナルと思われる画像を見ることができます。)
「ミニフォーマット」ってどのくらいの大きさ?
ミニフォーマットのサイズは、100×140mm。これはほぼA6版の大きさです。
サイズのイメージとしては、文庫本をハードカバーとしたような印象。
携帯性に富み、日常のちょっとしたことを記録するメモや、ダイアリーを補完するサブノートといった使い方もしやすいサイズです。
(写真で、商品左のロディアNo.13がA6(文庫本)サイズとなります。)
上質な作りを感じさせる、製本、カバースタイル
ハードカバーの裏表紙が、巻き込むように表表紙にかかり、留め金を模したマグネットで、カチリとくっつきます。
製本方式は、高級ノートに欠かせない糸綴じ製本(※)。
各折り丁を本の背に無線綴じではなく、糸綴じにて製本しています。
このため、耐久性が高く、長期間の使用でもページが散逸することが少なくなっています。
※ スマイス式糸綴じ製本 : ペーパーブランクスでは、ここで採用している製本スタイルを、一世紀前にそれまでの手綴じ製本から糸綴じ機械の開発に成功したスマイス社にちなんで、スマイス式糸綴じ製本と呼んでいます。
裏表紙にはフリーポケット
裏表紙の見開きには、フリーポケットがあり、メモなどが収納可能です。
見たいページをすぐに開ける栞紐も付いています。
(※写真の鉛筆は、商品に含みません。)
風合いのある美しい用紙
本文には持続可能な森林からのパルプを原料とした、中性紙を使用。
つるつるとした光沢感を持つタイプではなく、自然な風合いでインクの吸収の良い用紙です。
美しい白色はインクの発色も良く、様々なインクを楽しみたくなります。
透かして見ると、高級ノートに使われるレイド紙(※)特有の、簀の目(すのめ)を確認することができます。
比較的厚めの紙ですが、インクフローの多い万年筆等では、滲みや裏抜けの可能性もあります。
万年筆でのご使用を予定されている方や滲み、裏抜けが気になる方は、ご留意ください。
※レイド紙 : 針金で作られた漉き桁で紙を漉くと、紙に微妙な薄厚の差が生じ、簀の目状の模様となります。
このような紙をレイド紙と呼び、高級ノートや便箋等で使われています。
ブランド「Paperblanks」について
カナダのバンクーバーを拠点に、アメリカをはじめ、イギリス、フランス、ドイツ等のヨーロッパ諸国でも非常に高い評価を得ています。
ペーパーブランクスは、世界の優れた芸術品や美術工芸品をモチーフとし、オリジナルの美しさや芸術性を損なわないよう、細心の注意を払ってデザイン、色彩、質感に取り入れています。
また、各製品の最終ページでは、その製品のデザインのテーマや芸術的背景を紹介しています。
製本工程のほとんどは手作業で行われており、美しく精緻なデザイン、丁寧な製本で、他のメーカーとは一線を画するブランドとなっています。
また、本文用紙には、持続可能な森林からのパルプを使用、表紙の板紙にはヨーロッパ産の100%再生紙を使用するなど、環境に対して真摯に取り組む一面も持っています。