「11×17」ってどのくらいの大きさ?
「11×17cm」サイズは、新書版のイメージに近い、少し縦長のサイズ。
一般的な新書版(103×182mm)より、横が約1cm幅広で、縦が約1cm短くなっています。
日本ではあまり見ないサイズですが、輸入ノートでは比較的ポピュラーなサイズです。
かさばらず、筆記面積もそこそこ(システム手帳のバイブルサイズに近い大きさ)あります。
携帯性を重視する場合や、サブノートとして、とても使い易い大きさです。
(写真で、商品の後ろにある斜線部分が新書版サイズ、右のロディアNo.13がA6(文庫本サイズ)となります。)
相性の良い「ロディア」のサイズは?
ロディアと組み合わせて使う場合、小サイズのロディアをクイックメモとして持ち歩き、重要なメモは切り離してノートに貼付ける、といった使い方が便利です。
この場合、「11×17cmサイズ」への一番のお勧めは、ロディアNo.11です。
No.11であれば、縦でも横でも、はみ出ることなく貼り付けることができます。
No.11は、文庫本サイズの約半分のA7の大きさ、携帯性と筆記面積のバランスが良く、メモとしても使い易いサイズです。
どこでもすぐに取り出せる、より小型のメモをお好みの方には、ロディアNo.10もお勧めです。
また、メモにもある程度の筆記面積を必要とされる方には、ロディアNo.12でも、縦向きであれば、はみ出ることなく貼り付けることができます。
(写真の左側、商品に重なっているのが ロディアNo.10(左上)、 No.11(左下)、 写真の右側がNo.12となります。)
製本スタイルは「ホチキス留め」
ノートのカバーと用紙を重ね、背を針金で留めています。
いわゆる「中綴じ」と言われる製本方法で、雑誌やカタログでよく用いられる方法です。
「クロスバウンド」のノートと比べ、ノートのページ数も少なく、よりカジュアルなスタイルです。
(※ 写真は、11×17cmサイズ カラーはオレンジのものです。)
「インクに恋する紙」
フランスで長く愛用されているクレールフォンテーヌ。
そのノートに使用されている「ベラム紙」のテーマは、「インクに恋する紙」。
パルプの長繊維と短繊維を絶妙なバランスで配合。
原材料から製本までを一括して、クレールフォンテーヌの自社工場で生産しています。
「ベラム紙」は、すべすべとした手触りで、適度な厚みとコシがあります。
万年筆での書き心地も滑らかで、インクの裏抜け、裏透けにも強い。
万年筆を愛用される方には、是非試して頂きたい紙です。
クレールフォンテーヌ社について
Clairefontaine。 それは、フランス人にとって、「美しいノート」の代名詞。
その商品は、初めてABCを覚えるノートから、オフィスのコピー用紙、画材、封筒など多岐に渡り、フランスの家庭、学校、オフィスで、広く親しまれています。
そして、製紙から商品化までを一貫して自社工場で管理するメーカーは、西ヨーロッパではクレールフォンテーヌ社のみ。
豊富な水資源に恵まれたフランス北東部エティバルで、150年に渡り、高品質な紙と紙製品を作り続けています。
※ 商品の色、柄の名称について
本シリーズで用いている、商品の色、柄の名称は、各商品を区別するため、便宜上、本サイトで付けた呼称です。
他のサイトでの表現とは異なる場合がありますので、予めご了承ください。
また、色を表現する名称につきましては、色見本を参考に、名称の分かりやすさやイメージに基づいて、設定しています。
色見本上でその名称が表す色と、完全には一致いたしませんので、予めご了承ください。