お店でのインクの取り扱いが増えましたので、インクの色見本 第二弾を作りたいと思います!
今回取り上げたインクは
取り上げるのは、ピエール・カルダンの Colours of Fruitasy インク。
その名の通り(?)フルーツをテーマにしたシリーズです。
ピックアップされているフルーツは、全6種類。
- ランブータン(柔らかな赤いとげに覆われた、ライチに似た果実です)
- アボカド(黄緑~黄色の果肉の“森のバター”、サラダや料理に使われますね)
- マンゴスチン(暗い赤紫色の果皮の“果物の女王”、食べるのは中の白い部分です)
- ダムソン(紺~青紫色の小ぶりなプラムです)
- イチジク(外皮の色は黒紫~黄緑色、日本でも古くから食べられてます)
- ブルーベリー(青紫色の小さな果実、生やジャムでよく食べられていますね)
各インクは、それぞれのフルーツをイメージしたラメ入りインク。
水彩画のような美しいラベルが貼られています。
色見本の構成は
スタイルは前回と同様、“文字・線”と“塗り”の2枚構成。
あれやこれやと買い集め、インクボトルの数が増えてくると作りたくなるのが、「インクの色味見本」。私も少し前から作りたいと思っていました。どんな色見本にしよう?でも、どんな感じの色見本にしようかずっと考えていて、なかなかフォーマット[…]
ただし、今回使うのはラメ入りインク。
ラメのキラキラが良く分かるよう、斜めの角度からも撮影することにしました!
ピエール・カルダン Colours of Fruitasy インク 色見本
では、早速、全6色の色見本を見てみましょう!
1)ランブータン ピンクレッド
上段は色見本を正面から撮影したもの。
でもこれだと、ラメのキラキラした感じが良く分かりません。
で、ラメが光を良く反射する角度から撮影したのが下段の画像です。
インクの色は、オレンジ~サーモンピンク~濃いピンクと幅があります。
ラメの色は、僅かに青みがかった薄いピンクという印象です。
また、インクの粘度が低く、ラメが沈みやすいため、色見本に載っているラメはちょっと少な目です。
2)アボカド クリーミーグリーン
インクは、明るいきれいな黄緑色~緑色。
ラメは少し青みがかっている印象です。
また、このインクも、ラメが沈みやすく、色見本へのラメの載りは少な目です。
3)マンゴスチン ラディッシュパープル
きれいな赤紫色のインク。
インクの粘度は少し高めで、書く前にインクを良く振り混ぜると、沢山ラメを載せることができます。
4)ダムソン インディゴブルー
インクの色は、深みのあるインディゴブルー。
ラメの色はグリーン系です。
さらに、レッド~ピンクのフラッシュが現れますので、かなり複雑な表情を見せてくれるインクです。
5)イチジク ウルトラバイオレット
きれいなバイオレットの濃淡の中に、同系色のラメが輝きます。
インクの粘度は高めで、ラメを沢山載せやすいインクです。
6)ブルーベリー シルバーブルー
インクは、落ち着いた彩度の低いブルー。
ラメの色もシルバー系で、ラメインクにもかかわらず、落ち着いた雰囲気のインクです。
上記の見本でレッドフラッシュも見られますが、それほど頻繁には出現しない印象です。
また、インク選びの際など、色の比較がしやすいように、全色を1つの画像にまとめました。
よろしければ、こちらもご利用下さい。
Colours of Fruitasy インクの色見本を作り終えて
今回のインクはフルーツをテーマとするだけあり、明るく発色の良い、美味しそうな色でした。
さらにラメの輝きが加わって、より元気で表情豊かなインクになっている印象です。
また、混ぜた後のラメの沈む速さやインクの粘度など、色見本には現れないインクの個性も分かってきましたので、いずれその辺りについてもまとめたいと思っています。
今回の記事で使用したアイテムについて
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