ペーパーブランクス / Paperblanks

ローレル・バーチコレクション
マリアとメアース
（ミディフォーマット／横罫）

大胆な絵柄と、鮮やかな色彩が特徴の、ローレル・バーチコレクション。
絵柄に合わせた凹凸や、細かく散りばめられた金や銀の光沢等々。
細部にも美しい加工が施されています。
本商品は、ファンタジックな馬と女性が描かれたデザイン。
内蔵されたマグネットで表紙が留まる、マグネット式カバーの商品となります。

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カリフォルニアに住む独学のアーティスト、ローレル・バーチ。
彼女は、1967年サンフランシスコで Love and Peace を唱えた、フラワーチルドレンの一人。
作品では、彼女の溢れるイマジネーションが金銀の装飾を伴い、鮮やかな色彩で生き生きと描かれてます。

その華やかで印象的なデザインから、ペーパーブランクスで長く愛されている本シリーズ。
現在は、主に「夢あふれるおもちゃ箱」、「気まぐれな妖精たち」のシリーズが展開されています。

ミディフォーマットのサイズは、130×180mm。　これはほぼB6版の大きさです。

印象としては、ハードカバーの単行本の大きさに近いイメージ。
それ程かさばらず、筆記面積もそこそこある、バランスの良い大きさです。

（写真で、商品の後ろにある斜線部分がA5サイズ、右のロディアNo.13がA6（文庫本）サイズとなります。）

ハードカバーの裏表紙が、くるむように表表紙にかかり、マグネットによって固定しています。
吸い付くようにパタン、と閉じる感触は、癖になる心地よさです。

製本方式は、高級ノートに欠かせない糸綴じ製本。
各折り丁を本の背に無線綴じではなく、糸綴じにて製本しています。
このため、耐久性が高く、長期間の使用でもページが散逸することが少なくなっています。

裏表紙の見開きには、フリーポケットがあり、メモなどが収納可能です。
見たいページをすぐに開ける栞紐も付いています。

（※写真は、「ハミングバード＆バタフライ　ミディフォーマット」のものです。）

本文には持続可能な森林からのパルプを原料とした、中性紙を使用。
つるつるとした光沢感を持つタイプではなく、自然な風合いでインクの吸収の良い用紙です。

美しい白色はインクの発色も良く、様々なインクを楽しみたくなります。
透かして見ると、高級ノートに使われるレイド紙（※）特有の、簀の目（すのめ）を確認することができます。

比較的厚めの紙ですが、インクフローの多い万年筆等では、滲みや裏抜けの可能性もあります。
万年筆でのご使用を予定されている方や滲み、裏抜けが気になる方は、ご留意ください。

※レイド紙：針金で作られた漉き桁で紙を漉くと、紙に微妙な薄厚の差が生じ、簀の目状の模様となります。
このような紙をレイド紙と呼び、高級ノートや便箋等で使われています。

（※写真は、「ハミングバード＆バタフライ　ミディフォーマット」のものです。）

ペーパーブランクスは、カナダのバンクーバーを拠点とするノート、ダイアリーのブランド。
北米をはじめ、イギリス、フランス、ドイツ等の欧州でも非常に高い評価を得ています。

ペーパーブランクスがモチーフとするのは、世界の優れた芸術品や美術工芸品。
オリジナルの美しさや芸術性は、細心の注意を払ってデザインや質感に取り入れられています。
美しく精緻なデザインに加え、手作業による丁寧な製本で、他のメーカーとは一線を画するブランドとなっています。

また、本文用紙には、持続可能な森林からのパルプを使用。
表紙の板紙にはヨーロッパ産の100%再生紙を使用するなど、環境に対して真摯に取り組む一面も持っています。