今回ピックアップしたのは、ペーパーブランクスの「フィアンメッタ」。
2022年春登場のハードカバーノートです。
圧倒的なゴージャスさ
まず目に飛び込んでくるのは、その色。
濃く深みのある赤と、光を反射してキラキラと輝くゴールド。
圧倒的なパワーを感じさせる、なかなかの迫力です。
勢いのある植物モチーフのパターン
表紙を飾るパターンは、植物をモチーフとしたもの。
金色をふんだんに使い、光をよく反射しています。
パターン化されつつもディテールを残し、勢いや生命力を感じさせるデザインです。
遠目だと見過ごしてしまいますが、花や蕾、葉やツルなどのパターンが描かれています。
また、コーナーのデザインも、なかなかの迫力。
黒をアクセントとしつつゴールドとオレンジで描かれているのは、花を描いたものでしょうか。
赤のベースをよく見ると…
またこのノート、金色の装飾部分だけでなく、下地の赤の部分にも光沢感があります。
そして角度を変えて、よーく見てみると…
非常に細かな、金属の粉をまいたような光沢が見えます。
これによって下地の赤の部分にも、梨地のような独特の光沢感が生まれているようです。
用紙の側面にはエッジプリント
また、天・地・小口といった用紙の側面部分には、薄黄色のエッジプリントが施されています。
うっすらと植物モチーフのパターンが見て取れます。
またエッジプリントの色も、表紙のカラーリングにとても良くマッチしてます。
デザインのモチーフは1725年に作られた本
このクラシックでありながらゴージャスで官能的なデザインは、1725年装丁の書物を元にしたもの。
1348~53年に執筆され、当時のペストの惨状や14世紀のイタリア社会を見事に描いた、イタリア文学「デカメロン」。
その「デカメロン」が1725年にフランスで装丁され、フランスのシャンティィ城、コンデ美術館に所蔵されたものがモチーフとなっています。
ちなみに、このノートの名称の「フィアンメッタ」は、「デカメロン」の登場人物の一人から名付けられたそうです。
(シャンティイ城、コンデ美術館については、ぜひ以下のリンクをご覧下さい。
旅行で行きたくなってしまいますね。)
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ノートのフォーマットは
では最後に、このノートについての基本情報について…
表紙はゴムバンド付き。
裏表紙の見返し部分にゴムバンドが付いていますので、必要に応じて表紙を留めることができます。
また、裏表紙の見返し部分には、ポケットも取り付けられています。
(ゴムバンドを使用しない時は、こんな感じになります。)
また、サイズはミディとミニの2種類が展開されています。
- ミディ:130×180mm 144ページ
- ミニ:95×140mm 176ページ
フィアンメッタのご購入について
このノートにつきましては、Favorite Noteでもお取り扱いしています。
よろしければ、ぜひ以下のリンク先もご覧下さい。
深みのある赤とゴールドのコンビネーション。
1725年フランスで想定された書物をモチーフとしたノートです。
購入はこちら(ミディサイズ)
購入はこちら(ミニサイズ)