今回ご紹介するのは、ハロウィン直前のこの時期にピッタリ(?)のノート。
「ペーパーブランクス/ブラム・ストーカー ドラキュラ」です。
表紙のベースは、古くひび割れたコンクリート壁を模したデザイン。
薄汚れた感じが、湿度と冷たさを感じさせる廃病院のような雰囲気です。
左右の赤い部分は、もう完全に血糊にしか見えません。
テラテラと光を反射しているところなんか、壁に付いた血が滴り落ちている感じです。
赤く細い線で書かれた筆跡は、石壁を削って描いたかのよう。
小さくごちゃごちゃと書かれた文章も、恐ろし気な雰囲気を醸し出しています。
良く見てみると、一行目からは…
DRACULA THE UN-DEAD
Prologue
Scene1. Outside Castle Dracula
・・・・・・
と書かれています。
これは、作家ブラム・ストーカーが自身の小説「ドラキュラ」をもとに、1897年に書き起こした、舞台台本の直筆原稿。
つまり先ほど“小さくごちゃごちゃ”と書いてしまった字は、ドラキュラの生みの親、ブラム・ストーカー自身の字だったんですね。
ちなみに表表紙の“フタ”は、表まで届くように伸びた裏表紙の一部(中のマグネットでピタッとくっつく仕組みです)。
書かれているのは、作者ブラム・ストーカーのサイン。
(ここも、乾く前の血液のような光沢感があります。)
裏表紙を見ると、ドラキュラ伯爵が壁に残したような、血のサインが描かれています。
まさにペーパーブランクスの製本、装飾技術を結集したホラーな仕上がり。
ノートを開くと、何かが出てきてしまいそうな雰囲気ですね…
このノートにつきましては、現在、Favorite Noteでお取り扱いしています。(2022年10月11日現在)
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“アンデッドの王”吸血鬼ドラキュラの生みの親、ブラム・ストーカーの直筆原稿をデザインに用いたノート。“血糊”のべったり付いた、ホラーなデザインの一冊です。
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