今回は、ちょっとマニアックな記事。
題して「カッコいい“エッジプリント”ノート特集!」
そもそも“エッジプリント”って何?
まず最初に、そもそも“エッジプリント”って何?という話なんですが。
製本用語で、本やノートの上下とサイドをそれぞれ天・地・小口と呼びますが、ここではその天・地・小口に施された染めやプリントを、エッジプリントと呼んでいます。
普通のノートではほとんど注目されることの無い、天・地・小口。
しかし、デザインにこだわったノートでは、そこまできっちり手を加えています。
今回の記事では、そうしたエッジプリントが施されているノートを、ご紹介いたします。
淡いプリントで雰囲気をアップ
最初は、エッジプリントを施したノートを数多く出しているペーパーブランクスから。
淡いエッジプリントのノートを見てみましょう。
1)Poetry in Bloom ミモザ
2)アンドルー・ラング世界童話集
この辺りは、メルヘンチックな表紙と淡いエッジプリントが、よくマッチしてますね。
3)ダフニスとクロエ
エッジプリントも表紙と同様に、上品なパターンとなっています。
古い書物のような重厚感
割と濃いめのエッジプリントで、重厚感のある雰囲気を醸し出しているアイテムです。
1)ファンファール
少し武骨な感じの表紙と相まって、古い書物の重厚感と迫力が感じられます。
2)ロダン没後100年特別版「考える人」
エッジプリントだけ見ると、正直あまりきれいとは言えませんが、全体としての雰囲気はいい感じですね。
3)ターコイズ
地味だけどアンティーク感をアップ
割と地味な感じのエッジプリントですが、全体としてのアンティーク感をアップしているアイテムです。
1)英国女王の装丁 王政復古
2)フレミッシュローズ
少し個性的なエッジプリント
ペーパーブランクスのエッジプリントの中では、少し珍しい感じのアイテムです。
1)Special Edition グロリエ
2)オーレリア
3)H.G.ウエルズ 特別版「タイムマシン」
ファッショナブルなエッジプリント
これまでペーパーブランクスばかり見てきましたが、もちろん他のメーカーでもエッジプリントのアイテムがあります。
次にご紹介するのは、本物のタータンクロスを使用した「タータンクロス ノートブック」。
表紙、ゴムバンド、エッジプリントの色の組み合わせが、すごくカッコいいですね。
1)ロイヤルスチュワート
2)ホリールード
3)カレドニア
モダンでクールなノート
最後にご紹介するのは、私がこれまで見てきた中で、最もクールでカッコいいノート。
デザインフィルの「サンティナ」です。
ラバー調の特殊紙「サンティナ」を表紙にしたノート。
表紙とエッジプリントが同じ色で、小口に白抜きでロゴが入っています。
最高にかっこいいのですが、すでに生産は終了しており、現在は入手できません。
デザインフィルさんには、ぜひとも復活させて頂きたいものです。
最後に
予想通り、かなりマニアックな記事になってしまいました…。
メーカーさんのこだわりの一端を、お伝えできていましたら幸いです。
最後に、この記事でご紹介した商品のリンクを、掲載させて頂きます。
ご興味のアイテムがありましたら、ぜひショップサイトもご覧ください。