テーマは “ホタルイカ”!?
スポーティーなデザインと期間限定のデザインが人気の、“カヴェコ・コレクション”。
2023年に登場したのは、この「Toyama Teal(富山ティール)」。
深海を思わせる深いブルーのボディの万年筆です。
ベースモデルは Kaweco Sport
1911年に作られ、1935年には万年筆、ボールペン、携帯用革ケースのセットが一世を風靡しました。
1972年には、ミュンヘンオリンピックの公式ペンに認定されるなど、長く人気のあるフォルム。
そんな昔に作られたとは思えないほど、洗練された古さを感じさせないデザインです。
使用時は、尾部にキャップを付けて全長13cm。
使用しない時はペン先をキャップに収納し、10.5cmと携帯しやすいサイズになります。
どの辺りが “ホタルイカ”?
ただし、ここまで見る限りでは、深いブルーが海っぽくはあるけれど、どの辺りが“ホタルイカ”なのか、さっぱり分かりません。
という訳で、キャップのロゴの辺りをクローズアップして見てみますと…。
お分かりいただけましたでしょうか?
ボディの中に、青く輝く微粒子が浮かんでいます。
もちろんこれはキャップだけはでなく、ボディ全般がこのような仕上げになっています。
これが、このペンのテーマ、富山湾に浮かぶホタルイカの煌めきを表現したものなのですね!
ナイトダイビングで見られる夜光虫のようにも、ブルーインクに漂うラメのようにも見える、美しいデザインです。
真の美しさは太陽光の下で
ただし、まぁ、正直申し上げて…、ちょっと地味ですね…。
室内光で撮影していても、イマイチ盛り上がりません。
でも、このペン、太陽光の下で見ると、印象が一変します!
ボディの色は、静かな暗い海から、明るい夏の海に。
ボディの微粒子は、華やかにキラキラと輝いています。
このペンの真の美しさは、この太陽光の下での輝きにあるのではないでしょうか。
お持ちの方は、夏に向かうこれからの季節、ぜひ外に持ち出して、お使いいただければと思います。
Favorite Note でもお取り扱いしています
本ブログを運営しているお店、Favorite Noteでも、EF(極細)、F(細字)について、お取り扱いしています。
(一般的に海外製万年筆は、日本の万年筆より線が太めの傾向がありますので、使い勝手の良い細めのペン先を取り扱っています。)
よろしければ、ぜひショップサイトもご覧ください。
深い海を思わせるティールブルーの軸に浮かぶ、ラメのような微粒子。
これが光の当たり方によって、きらきらと輝きます。
そして、このペンが最も美しく見えるのは、太陽の光の下。
お買い上げいただきましたら、ぜひ陽の光にかざしてご覧下さい。
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